ナイス寿喜男です。
ゴルフは紳士のスポーツと言われますが、世の中にある趣味の中でもお金のかかる趣味だと思われています。
ということはお金持ちの人が多くいるはず。ビジネスで富裕層をターゲットにするのは定石です。
今回はゴルフとお酒の相性はあるのか、検証していきたいと思います。
※飲酒をお勧めする内容ではありません。
◇ゴルフはどんな人がしているか
まずはどんな人がゴルフしているかを見ていきます。
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笹川スポーツ財団「スポーツライフに関する調査報告書」(2000~2022)によると、
2022年のゴルフ(コース・練習場)推計人口は856万人、
男性が約700万人、女性が約150万人のようだ。
年齢で見ると、60代>70代>40代>30代>50代>20代となる。
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また年収の目安は312万円以上のようだ。
寿喜男的にはもうちょっと高い感覚だ。上の計算は手取り26万なので、実際の年収は額面33万になる年収395万以上が目安となるはず。
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引用:doda
もちろん人によるが、年収395万円は男性の場合26歳、女性の場合30歳頃から平均年収は超えるようだ。
このことを踏まえると狙うべくは60~70代・40代男性だろうか。
◇お酒はどんな人が飲んでいるか
次にどんな人がお酒を飲んでいるか見ていきます。
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月に2~3回以上飲む人をターゲットにしたいと思います。
お酒の飲む人の割合は年々減っていますが、お酒は比較的安価に手に入れられることからシンプルに年代だけ見ていこう。
年齢で見ると、60歳以上>50代>40代>30代>20代となる。
60代以上で61.2%、20代で46.0%である。
◇ゴルフ×お酒の相性
ゴルフもお酒も60代・70代・40代あたりの男性を狙うのが良さそうだ。
40代以上の男性は約4000万人なのでそのうちゴルフ人口約10%の400万人、40代男性で年収400万を超えるのは約6割なので240万人、お酒を飲むのはそのうち50%の約120万人くらいをターゲットにできると考えられる。
ゴルフ人口は856万人なのでそのうち120万人をお酒を飲むターゲットとするのは比較的いい数字ではないだろうか。
だがそもそもゴルフ中にお酒を飲むのはいいのだろうか?
◇ゴルフ中にお酒を飲む危険性とデメリット
まず法律の観点から考えると、
・ゴルフカートの運転は飲酒運転にならないか?
・帰りの車の運転までにはお酒は抜けるのか?
を考えます。
①ゴルフカートの運転は飲酒運転にならないか?
結論から述べると飲酒運転違反にはなりません。
飲酒運転は公道にのみ該当しますが、ゴルフ場は私道のため飲酒してゴルフカートを運転しても法律違反にはなりません。
※しかしながら過度な飲酒状態での運転は公道私道問わず危険なのでしない方が無難です。またゴルフ場のルールで禁止しているところもあります。
②帰りの車の運転までにはお酒は抜けるのか?
アルコール分解速度は一般的に体重10キロで1時間につき1gです。
一般的な度数5%、容量350mlのビール缶であれば、17.5gのアルコールが入っており、体重60kgの人が完全に分解するためには約2.9時間ほどかかります。
飲酒運転は呼気1L中のアルコール濃度が0.15ミリグラム以上ですが、下回っていればいいわけでもありませんので完全に抜けた場合を考えると、仮にお昼時の12時にお酒を飲む場合、缶ビール1缶で15時、2缶飲むと18時になります。
ゴルフは大体お昼を食べてから4時間くらいが帰りの目安ですから、仮に飲んだとしても飲んでいい本数はビール1缶までになりますね。またもし飲むとしても朝の方が良いでしょう。
◇ゴルフ中にお酒を飲むメリット
ゴルフ中にお酒を飲むメリットはなんでしょうか?
それはおそらくほとんどの場合開放感ですね。
ゴルフ中にお酒を飲むメリットは特に触れなくてもわかることでしょう。
◇ゴルフ×お酒は市場を取れるか?
ラウンド中のお酒は飲み過ぎは良くないものの適正なドリンク量であれば抜群な相性を誇ります。実際にゴルフラウンド中の食事時にはお酒が売っている場合がほとんどなのでゴルフ場自体も飲酒自体はOKと考えているようですね。
ではもしもっとこの組み合わせを伸ばそうと考える場合、ゴルフ中の飲酒を妨げていると考える要因はなんでしょうか?
皆さんも考えてみてください。
◇ゴルフ中の飲酒を妨げていそうな要因は何か?
寿喜男はこう考えます。
①飲酒運転になるんじゃないかという恐れがある
②本当は飲みたいが、運転者だけ飲まないようにすると運転者が犠牲になってしまうから遠慮している
③スコアに影響してしまう
大きな理由は上の3つに入るのではないでしょうか?
◇妨げ要因を解決しよう
上の要因を上手く解消できればこの市場は取ることができるイメージは持てましたでしょうか?これを上手く解消する方法は思いつくでしょうか?
◇解決策
寿喜男の考える解決策はコレです。
フルラウンドの利用者向けに1人1枚まで、午前中1缶限定の低アルコールチケットをセット料金に組み込む。
どうでしょうか?
これならストレスなく違反をすることのない範囲で、お店の単価を上げられるのではないでしょうか。
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